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ジョジョの奇妙な冒険Part5「黄金の風」

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こんにちは。かどえもんです。

いよいよ10月から始まりますね
アニメ版ジョジョ5部
黄金の風!




1~4と
素晴らしい出来だったので
第五部も
期待せずにはいられないッ!

だからこそ
アニメ化分かってた。

そして待ってた!
・・・的な感覚は
ありますよねw

そんなわけで今回は
もっとジョジョの魅力が
広まるといいなということで

原作である
ジョジョの奇妙な冒険第5部
「黄金の風」について
レビュー
していこうと思っています。


ジョジョ48巻表紙

よろしければ
過去のレビューも
参考ください!

読んだ気になるシリーズその1。ジョジョの奇妙な冒険
http://ameblo.jp/kadoemon/entry-11626886598.html

ジョジョの奇妙な冒険Part4「ダイヤモンドは砕けない」
https://ameblo.jp/kadoemon/entry-12162388806.html

荒木飛呂彦の漫画術
https://ameblo.jp/kadoemon/entry-12062897121.html

これを機に
ジョジョを知らなかった
あなたにとっての
入り口になれば幸いですし

5部のアニメを
楽しみにしている
あなたへの
予習にもなれば幸いです。

あ。
ネタバレ勘弁!
というあなたは
今回はごめんなさい。

ブラウザを
そっとお閉じください…。(´;ω;`)







覚悟ができたアナタ。
それではどうぞ!



53巻より。
以前のレビューでも掲載していた
5部の名シーンですね。


===================
ジョジョの奇妙な冒険第5部
「黄金の風」
って、どんな作品?

===================

1995年から1999年の期間
週刊少年ジャンプで連載された

ジョジョの奇妙な冒険の
第5作目のマンガです。


単行本で47~63巻。

次作のストーンオーシャンは
同名の独立した単行本となるので

なにげに
「ジョジョの奇妙な冒険」
単行本はこれで最後です。


最終の63巻

とはいえ
ジョジョ自体は続いてますよ!


余談ですが
本作の舞台であるイタリアは
Jの発音は常用では
用いられないので

JOJOではなく
GIOGIO
という表記になっています。


ストーリーを
ひとことで説明すると

主人公
ジョルノ・ジョバァーナが
ギャングのボスに
なるまでのお話しです。



63巻より

ひとことで表すと
薄っぺらく感じるので
もう少し詳しくw


2001年のイタリア。

第三部のボスである
ディオを父親に持つ
ジョルノ・ジョバァーナ


47巻より

ふとしたきっかけで
イタリアのギャング
「パッショーネ」の
ブローノ・ブチャラティと出会い


47巻より。
ジョルノが
とある人物を倒した
トラブルが原因でした



それがきっかけで
小さい頃に憧れた
ギャングスターとなります。


47巻より。
なぜ憧れるようになったかは47巻参照!
ちなみにギャングスターは
ギャングの一員って意味です。


ギャングスターとなった
ジョルノとその仲間たちは

パッショーネのボスの隠し子
トリッシュ・ウナの護衛を命じられ
暗殺チームに狙われながら
何とか目的地まで到着します。


55巻より

が。

ボスの真の目的は
トリッシュを護衛するのではなく

ボス自身の手で
始末することだと知った
ブチャラティは

トリッシュを助け
組織を裏切り
ボスを倒す覚悟を決めます。


55巻より
なぜブチャラティが裏切ったか
なぜボスがトリッシュを
消したがっているかは本編にて!(/ω\)




56巻より


ボスを倒すという
意見に賛同した
ジョルノと何名かの仲間たちは

ボスの情報を集めつつ
追手と戦いながら

ボスを倒すことができる
可能性のある
「矢」の存在を知ります。


61巻より。所有者は第3部の…


「矢」の持つ力とは!?
ジョルノたちは
ボスを倒すことができるのか!?

・・・といった
ストーリーです。


===================
メインキャラ紹介
===================

ここらで少し
キャラ紹介を。

主人公
ジョルノ・ジョバァーナの他に

54巻表紙

チームリーダーで
後にパッショーネの幹部となる
ブチャラティ

57巻表紙

チームメイトの
レオーネ・アバッキオ

49巻より
探索系が得意な
元警官。
アバ茶も有名デスネ(泣)


グイード・ミスタ

50巻より
射撃が得意な
ムードメーカー。
あとスタンドがカワイイ(´∀`*)



ナランチャ・ギルガ

51巻より
知識、教養はイマイチですが
ブチャラティへの忠誠心は抜群!



パンナコッタ・フーゴ

49巻より
殺人ウイルスを持つ
危険なスタンドを操ります。
途中でチームから抜けますが
彼の外伝小説も。


トリッシュ・ウナ

53巻より
ボスの娘で後に
スタンド能力に目覚める彼女は
このお話しで
精神的な成長を見せてくれます。



が主な登場人物です。



その他
ボスやブチャラティたちの暗殺や
組織乗っ取りを目論む
パッショーネの
暗殺部隊たち

カラー版53巻より
プロシュート(右)とペッシ(左)
作中では全員で9人登場しますが
うち2名はボスの正体を探ろうとして
お亡くなりに・・・。


ボスであるディアボロも。

58巻より。上がディアボロのスタンド
「キング・クリムゾン」で
下がドッピオ。その正体が・・・


ディアボロは
謎の人物とされており
ストーリー後半まで
外見やスタンド能力など
一切謎の存在です。



===================
そんな黄金の風の
魅力についてッ!( ゚д゚ )

===================

歴代のジョジョと比較すると
アクション(戦闘)シーンの
豊富さが魅力です!



60巻より

冒険寄りな第3部も
同じように
次々と戦う構成ですが

第5部は
出てくるスタンド使いの殆どが
ギャングや殺し屋と
いった物騒な奴らなので

本体、スタンド共に
危険度が
増している傾向に
ありますね。

正直どっちも
危険な敵だらけかもですが!(泣)


カラー版58巻より。
破壊不可能なノートリアス・B・I・Gも
かなり危険なスタンドでしたね・・・


また、戦闘は
単に戦闘力を
競うものではなく

相手の能力を読みあい、理解し
適切な行動をとるバトル

となっているのが特徴です。

これは以前
荒木先生がコメントしていた

マンガの中に強い敵が出てくる。
その次にそれよりも強い敵が出てくる。

その次はそれよりも強い。
・・・となると最後はいったい
どうなっちゃうわけですか?
宇宙のハテを考えてるみたいになる。


に対する
1つの答えだと思っています。


敵は全員同じくらい強くて
不意打ちも勿論してくる

つまり
普通に戦うだけでは
高確率で

ジョルノたちを
半壊滅、または
全滅させ得る力を持っている。


では、どう対処するのか?

それは知恵だったり

49巻より

チームメイトの協力だったり

52巻より

自分自身の
覚悟だったりします。


55巻より

歴代ジョジョも同様の点が
ありますが


特に色濃く出ているのが

第5部最大の
特徴であり魅力
なんじゃないかなあと
思ってますよ。


そして
敵にもしっかりした背景
があるのは
いつもの通り。

どんなキャラにも
キャラ自身の正義があって

それらをぶつけ合う様子が
たまらなく
カッコイイですよね。


59巻より暗殺チームのリーダー
リゾット・ネエロとドッピオ戦。


バトルは勿論なんですが
そういった各キャラの信念が
強く感じられる

言い換えれば

人間賛歌を
しっかり感じさせる点も
魅力です。



余談ですが
ストーリー後半で出てくる
チョコラータ

60巻より
左がチョコラータで右が仲間(下僕?)のセッコ


相手を無差別にカビさせて
無関係な人々もコ○ス
かなり凶悪なスタンドです。

これ実は
ここでジョルノたちに
相対するのは
フーゴという案も
あったそうで。

でも先生は
フーゴを気に入っていて

そこまで極悪人に
したくないな~
…ってことで

チョコラータが
生まれたそうですよ。
( ;∀;) イイハナシダナー


===================
第5部を読んでみよう!
===================

単行本だと17冊分
文庫版でも10冊分と
ほどほどに読みやすい
ボリュームなのも嬉しいですね。

マンガ好きなら
大体知っている名作だけに

書店での購入、レンタルetc…
どこでも読むことが
できるはずです。



文庫版、黄金の風表紙

単行本だと17冊分
文庫版でも10冊分と
ほどほどに読みやすい
ボリュームなのも嬉しいですね。


また、外伝的な小説ですが
途中でチームを抜けた
パンナコッタ・フーゴを
主人公とした

「恥知らずのパープルヘイズ」も。


文庫版、恥知らずのパープルヘイズ表紙

ジョルノがパッショーネの
ボスになってからの
ストーリーで

マンガ版ジョジョに
負けないくらいの面白さ!

まだ読んでない
ジョジョファンには
強くオススメしたい
一冊です!( ゚д゚ )


デジタル版も勿論ありますので
試し読みはこちらからどうぞ!

ジョジョの奇妙な冒険part5
黄金の風
http://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=4-08-618301-3
※デジタルは
カラー版もあります!

恥知らずのパープルヘイズ
https://booklive.jp/product/index/title_id/456348


今回の記事作成で
どちらも
久しぶりに読んでみましたが
やっぱり面白い!

第1話が掲載されてから
20年以上も経っていますが
まだ増刷もされていることが
面白さの証拠と言えそうですね(´∀`*)


というわけで。

あなたも
ジョジョの奇妙な冒険第5部
黄金の風

いかがですか?


自分の信じる正義に命をかけた者たちの
熱いドラマを体験(?)しよう!


いつものあなたも。はじめてのあなたも。読んでくださってありがとう!
記事を楽しんでいただけたなら、ぽちって頂けると嬉しいです!

 

 

 






===================
おまけの
ひとりごと
===================

1点だけ
今もあまり理解できていない点があって。

なぜ最終話間近で敢えて
「ローリングストーンズ」のお話しを
差し込んだのかってことなんですが。


63巻よりローリングストーンズ

私なりに解釈したのは

「人にはどうしようもない
運命というものがあって

そんな決められたことに
抗うことは意味があるのか。
それとも無いのか」


という問いかけなのかなと。

または
敢えてあれを登場させることで
読者に運命というものを
意識してもらおうとした
のかなと。


そういえば59巻で
アバッキオが

多量のガラス片から
犯人の指紋を
探そうとしている警官に

もし見つからなかったらどうするんだい?
「指紋」なんてとれないかも……

いや…
それよりも
見つけたとして

犯人がずる賢い弁護士とかつけて
無罪になったとしたら

あんたはどう思って……
そんな苦労をしょいこんでいるんだ?


…と聞いた時の
ある警官の言葉も
答えの1つかなと思っています。




上2点59巻より
失敗や死という結果を受けてなお

真実へ向かおうとする意志こそ
素晴らしいという意味?
これも人間賛歌ですよね



これから第6部の
ストーンオーシャンに続くわけですが

第6部は人の運命を意識させる作品だけに
それの前奏みたいなものかとも
思ってみたり…


63巻より
ストーンって共通点もあるし!



未だに真意のところは不明ですが
それはまだ楽しんだり
考察できる余地があるってことで
前向きに考えようと思います!


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